Hesitation Snow 楽曲感想【fripSide PC game compilation vol.2】
本日から、fripSideのアルバム「fripSide PC game compilation vol.2」の楽曲感想を書いてきます!
fripSide PC game compilation vol.2はコンピレーション・アルバムと言いつつもすべて2期fripSideの楽曲になっています。
1日目の今日は「Hesitation Snow」です!
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Hesitation Snow
作詞:yuki-ka
作曲:八木沼悟志
編曲:八木沼悟志/川﨑海
PCゲーム「はつゆきさくら」(SAGA PLANETS)OPテーマ
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Hesitation SnowはfripSideゲーソンの代名詞
Hesitation SnowはfripSideのゲームソングの中でライブでも数多く披露されており、かなりの認知度がある楽曲だと思います。
fripSideのゲームソングといえば「Hesitation Snow」という方も多いのではないでしょうか。
楽曲自体もこれぞfripSideのゲーソンだ!と言わんばかりのゲーソンならではの良さが凝縮されています。
アニソンのonly my railgun、ゲーソンのHesitation Snow
そのくらいの立ち位置の曲だと思っています。
タイアップの「はつゆきさくら」は2012年2月24日にSAGA PLANETSから発売されたPCゲーム。「復讐」がひとつのテーマになっている作品。
Hesitation Snowは「1日1曲感想」企画でも感想を書いています。
https://freshside.net/49647116/
スタイリッシュなサウンドが魅力的
Hesitation Snowは雪が舞い散るような静かなイントロから、一気に攻撃的なサビに進行していくサウンドが印象的な楽曲です。
刺々しい部分を包み込むようにイントロとアウトロが配置されています。
この刺々しい部分がゲーソンらしいカッコよさを生んでいます。
1コーラス目と2コーラス目でBメロの入りであったり、サビ入りが変更されているという細かい調整がされているのも、選択肢によって恋仲になるヒロインが変わる作品を表現しているようにも感じました。
サウンド面では歪んだギターとVirusのシンセサウンドが絶妙に絡み合っていて攻撃的なサウンドが印象的です。
南條さんの歌声も冷たいトーンではあるのですが、どんどんと高まり続けていき、
最後のファルセットまでやり場のない葛藤を表現していきます。
スタイリッシュなサウンドの中に静と動のメリハリを効かせた楽曲だと思います。
深く突き刺さる葛藤を表現した歌詞
Hesitation Snowの歌詞はyuki-kaさんが書いています。
yuki-kaさんはonly my railgunでもsatさんと歌詞を書いていますね。
ゲーソンの歌詞はやはりタイアップの作品を表現し、世界観を作り上げるものなのですがこのHesitation Snowの歌詞は本当に切ない。
「切ない」という言葉では表現出来ないほどの葛藤や悲痛な叫びを感じます。
曲構成もそうなのですが、歌詞もプロローグ、本編、エピローグのような構成になっています。曲自体に物語がありますね。
冷たく暗い表現が多いのですが、少しずつ光が見えてくるのもオープニングらしい曲だと思います。
Hesitation Snowから伝わるゲーソンの魅力
本日はHesitation Snowの感想を書きました。
ゲーソンはタイアップ作品によって大きく雰囲気が変わることもありますが、Hesitation Snowは純粋にカッコいい楽曲だと思います。
そして、ただカッコいい楽曲というだけでなく歌詞の世界観がアニソンと一味違うのも魅力だと思います。
直球勝負が多いアニソン楽曲も熱いのですが、fripSideにはこういったゲーソンもあるんだ!という代名詞になっていると思います。
fripSide PC game compilation vol.2にはこういったゲーソンがたくさん詰まっています。
どの楽曲も心に突き刺さる曲ばかりなのでぜひ聴いてみてください。
Hesitation Snowのようなカッコいい楽曲だけでなく、心が暖かくなるような楽曲もありますよ!
それでは次回は「before dawn daybreak -version2015-」の感想です!
before dawn daybreakは何度も感想を書いているのですが、今回もしっかり書きたいと思います!