fripSide楽曲感想
PR

Hesitation Snow -version2024- 楽曲感想

雨乃 晴(あめの はる)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは雨乃 晴です!
今回は2024年10月9日発売のfripSideアルバム「infinite Resonance3」に収録されているHesitation Snow -version2024-の感想を書いていきたいと思います!

雨乃 晴
雨乃 晴

へジテといえば2期fripSideのゲーソンの代名詞ですよね!

Hesitation Snowは2期fripSideでアニソンの「only my railgun」、ゲーソンの「Hesitation Snow」と言われるくらい2期fripSideの代表作品です。

ライブでも人気の高い楽曲で儚さの中に攻撃的なサウンド、苦悩や葛藤のなかにある強さを感じる楽曲です。

2期fripSideの原曲の感想はこちらも見てみてください!

今回も僅かな時間で聴き込んで、思いの丈をなぐり書きしています。
読みづらい部分もあると思いますがお願いいたします!

スポンサーリンク

セルフカバーに対する考え

楽曲感想を書く前に僕の3期fripSideにおけるセルフカバーの考えを書いておきます。

fripSideは2期の頃から自身の過去の楽曲をセルフカバーすることが魅力のひとつになっています。
また1期でもバージョン違いのある楽曲もあり、違いを楽しむことができました。

1期の楽曲を2期でカバーした際はサウンド面の進化や南條さんの歌声による新しい印象など多くの衝撃がありましたが、一番大きいのは楽曲制作環境の変化があると思いました。

2期のセルフカバーは「楽曲を正統進化させる」ことに重きをおいていたように感じます。

それでは、3期のセルフカバーはどうでしょうか?
ツインボーカルという違いはありますが、制作環境という面では劇的な進化は1期から2期に比べるとないように思います。

僕は3期のセルフカバーは「ライブ」に重きが置かれていると考えます。

タイアップの作品に寄り添ったり、その楽曲としての魅力は2期の原曲に多大に詰め込まれており一つの完成を迎えているわけなので、3期のセルフカバーはライブのためにアレンジされた楽曲たちという認識です。

そのため楽曲本来が持っていた作品との一体感は薄れてしまうこともあるのかなと感じました。
それはその役割は2期のオリジナルで十分に表現できているという絶大なる信頼があるからこそだとも感じました。

この観点から今回のセルフカバーである「Hesitation Snow -version2024-」の楽曲感想を書いていこうと思います!

思い出が蘇るほどの強烈なインパクト

「Hesitation Snow -version2024-」を一聴したときまず感じたのは、過去の2期fripSideのライブでした。

イントロからスッと空気感が変わり、南條さんの歌声が響く。
そしてどんどん高まるようなサウンドに切り裂くようなサビが始まる。

楽曲本来がもつ切なさよりも盛り上がりを感じる高揚感が感じられる、ライブでのHesitation Snow

この感覚が今回のセルフカバーに感じました。
楽曲同士の比較をした場合だとすこし違和感を感じるかもしれませんね。

サウンド面に関してはド頭のサビへの勢いは3期らしさを感じますし、BメロのSuper Sawの音が際立つようになりオリジナルとはまた印象が変わります。
ピアノの音も入り音が幾重にも重なっていますが、これもライブを経て曲が進化した証ですね。

オリジナルは南條さんの歌声にフォーカスがあたっていますが、今回のカバーはsatさんの姿も浮かぶような、ライブでの3人の、そして会場の熱気を感じられるサウンドになっています。

冒頭でも書きましたが、3期のカバーはライブを念頭に置いているという観点で聴くと本当にライブが楽しみだなぁと思う次第です。

僕自身、オリジナルのHesitation Snowがすごく好きで、今回のカバーはどうなるのかなと不安と期待があり、視聴会で聴いたときは少し不安が勝ってしまった部分もありましたが、音源で再度聴き、やっぱこの3期のサウンド、歌声も好きだなぁと感じました!

そして、楽曲に対する愛情や信頼があるからこそこういったカバーができるのだなぁと改めて思いました。

ライブで披露したいから楽曲としてリリースするという行為はsatさんが3期のボーカルのふたり、そして僕達ファンのことを考えてくれているのだろうなぁと思います。

2期のとき、ライブの日替わり曲で何度か「Red “reduction division”」が披露されることがありました。crossroadsでセルフカバーされる前です。

あのときどうしても会場で「知っているひと」「知らない人」が出てくる。一体感が少しなくなるんですよね、どうしても。

2期のときはそれでも良かったんだと思います。サプライズ的な演出ですしそれだけに嬉しさもありました。

3期の場合は2期から続く勢いをそのまま受け継いでいます。その勢いを止めることなく活動していくには2期の楽曲を披露しないのは、意味のない制約だと思います。

そうした中、3期からの新規のファンでもライブが安心して楽しめるように、そしてボーカルふたりにふさわしいサウンドで披露することで、以前から応援している僕たちも楽しめる。

3期のカバーはそんなカバー楽曲なんだろうなぁと思いました。
すでにリリースされている他のカバー楽曲も楽曲単体で聞くと「軽くなったなぁ」とか「なんか違う」ってなる部分もあると思いますが、

ライブのときってそんなの関係なく飛び跳ねてるよね!?楽しいよね!!

ってなるので、その感情を呼び起こしてくれる、想い出に浸ることができる。
そんなカバー楽曲をこれからも楽しみたいと思います!

あ!まだfripSideのライブに行ったことがない人は、今取れる公演からでも行ったほうが良いですよ!!笑

これからも期待が高まるカバー曲

3期でのセルフカバー曲もだいぶ多くなりました。
改めて聴き返してみるとやはりひとつのカバーの方向性を感じますね。

今後はライブでの主要曲のカバーが落ち着いた頃には、また違う方向性のカバー曲が出てくるかもしれません。

fripSideの楽曲の魅力はその時その時の最高を生み出していて、以前の楽曲でも決して過去のものとして扱うことなく、成長していく。
その過程のなかにライブであったり僕たちの思い出があったりして、楽曲を聴くたびにその記憶がふと蘇ることだと思います。

3期fripSideのひとつのカタチを作り上げた「infinite Resonance3」に収録されている「Hesitation Snow -version2024-」

ぜひご堪能ください!

ABOUT ME
雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
記事URLをコピーしました