crying moon(2019)- fripSide 楽曲感想
こんにちは、雨乃 晴です!
今回はAstell&Kern A&futura SE100 fripSide Edition [AK-SE100-FSE]に収録されている特別楽曲「crying moon」の感想を書いていきます!
【アニメイトオンライン】Astell&Kern A&futura SE100 fripSide Edition
[chat face=”ameno_smile.png” name=”雨乃 晴” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]SE100で聴くfripSideの楽曲は今まで以上に心に響くものがありました!おすすめです![/chat]
切なく心を打つ名曲「crying moon」
ハイレゾ音源で聴くことを念頭に新しく収録された「crying moon」は切なく哀愁漂うメロディに南條さんの歌声が響き渡る名曲です。
1期fripSideの人気曲でもあり、「moon」楽曲のなかのひとつでもあります。
一聴したときにその楽曲から感じれる空気に包まれ、感動したのを覚えています。
解像度の高いプレイヤーであるSE100で聴くことを想定しているため幾重に重なるコーラスが特徴的な楽曲でもあります!
そもそもcrying moonとは?
crying moonは1期のfripSideで収録されている楽曲ではありますが、本来はfripSideのCDやライブでギターを引いているa2cさんの所属するバンド「MintJam」が作ったインストゥルメンタルでした。
その後、MintJamでリメイクや1期fripSideでボーカルアレンジが入ったりと多くのバージョンが存在する楽曲でもあります。
1期fripSideではAcoustic versionとしてsatさんが歌う珍しいバージョンも存在しました。
長い歴史を持つ楽曲だからこそ感じられる楽曲の力を感じます。
2期fripSideで生まれ変わり完成したcrying moon
今回、SE100に収録されたcrying moonはバージョン表記もありません。
これはcrying moonがひとつの集大成を迎えたことを意味しているのかもしれません。
原曲は存在はするけれど、ひとつの完成という終着点を迎えることをできた。
そんなやりきった達成感を感じる楽曲でもあります。
そしてその音源は僕たちの耳に届き、大きな感動を与えました。
特徴的な雰囲気と澄み渡るサウンド
crying moonはイントロから引き込んでいくサウンドが魅力的な楽曲です。
一気にイントロで曲の世界観を作り上げ、そこに南條さんの歌声が響く。
その歌声響いているところは静寂を感じさせ、その後幾重に重なるコーラスにより世界が広がっていきます。
哀愁を誘うメロディが南條さんの切ない歌声で表現されていくのですが、幾重に重なる歌声のどこに集中して聞くかにより印象も大きく変わって行きます。
この歌声の違いを感じられるのもSE100の魅力だと感じます。
歌声の違いにより、よりこの楽曲のもつ切なさが一つの気持ちだけでなく、人間のもつ様々な想いをまとめて表現しているように感じました。
想いを伝える切ないフレーズ
作詞は1期の頃から変更がないため、satさんとnaoさんの共作になっています。
別れの切なさを付きが浮かぶ夜空に向けて綴っています。
その描写も目に浮かぶようなものになっていて心を大きく揺さぶります。
恋愛のような曲にも感じれますし、遠く儚い別れにも感じられる表現で、心に刺さっていきます。
ただ暗い楽曲ではなく、最後には月の輝く夜空の下、決意を固めるものになっているのも好きなところです。
fripSideの歴史を感じるcrying moon
2期のバラードとはまた違った、そして原曲がMintJamの楽曲ということもあり独特の雰囲気にsatさんとnaoさんの歌詞が紡がれることにより1期の楽曲感が強い曲です。
しかし、そこに2期の南條さんと2期のsatさんのサウンドが入ることによってより歴史を感じる楽曲となったと思います。
この曲が完成するまでの様々なひとの気持ちを受け止め、そして月夜に返していくような感じがしてこれまでのfripSideを振り返る良い曲だと感じました。
SE100の限定収録楽曲にするのはもったいないと思うほどの楽曲ですが、この曲のためにSE100 fripSide Editionを買う価値があると感じた一曲です!
執筆現在では他収録の情報がないので聞きたい人はぜひSE100 fripSide Editionの購入をおすすめします!
限定500台のようですのでお早めに!
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