fripSide楽曲感想
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【1日1曲】冬のかけら【感想】

雨乃 晴(あめの はる)
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fripSide 1日1曲感想企画書いていきます!
本日はニューシングル「Two souls -toward the truth」より「冬のかけら」です。

ひとりで歩きはじめた この道は白く深く

今日の1曲はニューシングル「Two souls -toward the truth」に
収録されている「冬のかけら」です。
南條さん作詞の楽曲でfripSideの曲で珍しい日本語タイトルになります。

繰り返される冬を切り取ったようなメロディ

切ない冬を感じさせる曲調が印象的な楽曲です。
何度も繰り返し返されるメロディなので凄く耳残りの良い曲だと感じました。
どこか1期の頃の曲を感じる楽曲でシングルのTwo souls との対比が強いです。
落ち着いた楽曲ですが、心に迫るものがありどんどんと感情が重なっていくようです。
凄いシンプルな構成の曲ですが、satさんのシンセソロがあるなど聴き応え十分です!
アウトロで現実感のある音が入ることで、曲中の物語に血が通ってくるなと感じました。

あの日より強くなれた  冬のMemory

歌詞は冬の想い出を振り返る女性の物語になっています。
作詞は南條さんが担当していますが、satさん曰く女性にしか書けない歌詞をしっかり書いてくれたと言ってたと思います。
南條さんのこのような切ない系の歌詞は心に迫るものがあって感情を刺激してきますね。
歌詞を書く時はその歌詞の中の人になりきって書くことが多いと語ってたと思いますが、
そうすることで凄く歌詞の現実感が増して感情移入しやすくなりますね。
この曲も、ひとりで迎える冬を前にして、それまでの冬の記憶や想いを振り返る女性の姿が描かれています。
その女性もただ寂しいというわけではなく、その過去があるからこれからも生きていけると言う
なんともfripSideらしい歌詞にまとまっています。
そしてタイトルは日本語になっていますが、fripSideの曲では珍しいですね。
日本語の曲は「悲しい星座」くらいだと思うのですが、この曲は提供曲なので・・・。
だとしたら、初めてではないでしょうか?
ただ、この曲は英語タイトルではなく日本語であることが綺麗でいいと思いました。
この「かけら」という単語が物質的でも精神的でも色々と想いを巡らせることの出来る言葉だと感じたので、英語にしてしまうとそのイメージが固定化されてしまうので、
敢えての日本語なのかと感じました。

楽曲情報

・冬のかけら
・fripSide(2期)シングル「Two souls -toward the truth」収録
・作詞:南條愛乃
・作曲:八木沼悟志
・歌詞:http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-151202-025

Two souls -toward the truth- TVアニメ(終わりのセラフ)名古屋決戦編オープニングテーマ (初回限定盤 CD+DVD) [ fripSide ]
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さいごに

今日は冬のかけらの感想を書きました。
珍しく日本語のタイトルの曲ですが、この「かけら」という表現が色々と解釈が出来るような感じがして、日本語ならではの良さを感じた一曲でもあります!
 

ABOUT ME
雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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