fripSide楽曲感想
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[crossroads感想] split tears -crossroads version- [5日目]

雨乃 晴(あめの はる)
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はじめに

どうも、雨乃 晴です。
2017年10月4日に発売されたfripSide結成15週年を記念するSpecial Album“crossroads”
その収録曲全曲の感想を書き連ねて行く企画を行っています。

第5回は「split tears」です!

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曲全体の印象を大きく変えたサウンド

初めて視聴した時にまず感じたのは、イントロのメロディの変更の印象が強くて、
今まで南條さんのカバーによる楽曲では声質や得意とする高さが違うのでキーの変更があり
今回はキー変更だけでなくメロディも雰囲気も全く違うイントロが響いてきました。
原曲ではクリアな透明感のあるサウンドの中に潜む影のようなものを感じましたが、
今回のカバーではより闇を感じるメロディに変わっています。

しかし、その鬱蒼とした暗く淀んだようなイントロが終わると、耳に馴染んだsplit tearsのメロディが流れてきます。
ここまでで溜めてきた物が一気に解放されるように流れ込んできて、
ブワッと感情が動きました。

イントロのサウンド変更だけでなく、全体として重く構えたサウンドに変わっていて、
サビ前にドラムが追加されていたり重厚な曲作りになっています。
いまだに聞くときは違和感を感じるのですが、良い変更だと思います。

泣いてるだけの僕なんて 君に見せられないから

シンプルな構成の歌い出しから徐々に音が重なっていき、曲が大きく展開していくのは感情の増幅にも繋がってすごく感傷的な気分になる楽曲です。
ダークな印象のある楽曲ですが、サウンド面は力強いデジタルドラムに支えられたクリアなサウンドが引き立っているように感じました。
原曲よりもそのバランスが絶妙で、かつ南條さんの歌声がスッと心を切り裂いていきます。
この曲もfripSideの楽曲に多用されるサビの繰り返しが行われるのですが、その度に思いが重なっていき苦しくなります。
そして、ギターソロは本当に切なくて、大きな見せ場を感じます。
ライブでもここのギターソロ、そしてアウトロの泣きのギターは印象的で、感情を昂ぶらせてくれました。

crossroadsでカバーされた1期の楽曲の中で一番変わったなぁと感じた楽曲です。
正統進化を目指して作り直された楽曲たちですが、split tearsに関しては破壊と再生を行った印象です。

 

さいごに

今回は split tearsの感想を書かせていただきました!
変化を楽しむのもカバーの魅力のひとつだと感じた一曲でした!
次回は「the chaostic world」です。お楽しみに!

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ABOUT ME
雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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