[crossroads感想] Red “reduction division” -crossroads version- [2日目]
はじめに
どうも、雨乃 晴です。
2017年10月4日に発売されたfripSide結成15週年を記念するSpecial Album“crossroads”
その収録曲全曲の感想を書き連ねて行く企画を行っています。
第2回は「Red “reduction division”」です!
「彼女たちの流儀」の名曲はどのように生まれ変わったのでしょうか?
(感想部分にMVのネタバレを含みますのでご注意ください)
印象的なサウンドが際立つ名曲
1曲目の「sky」と共に1期の名曲として知られる「Red “reduction division”」ですが、
crossroadsでカバーされる前にも横浜アリーナでのライブなどで2期でも披露されている楽曲になります。
ただ音源化はされておらず、ファン待望のリメイクになります。
Red “reduction division”は「彼女たちの流儀」のオープニングテーマとして絶大な人気を博している楽曲です。
(原曲では“reduction division” 部分はダブルコーテーションではなくハイフン表記ですが、crossroads versionの併記のため、他曲との表現統一に伴うもので深い意味はないと思います)
逃げられない運命だからせめて優しい夢を見せて
特徴的なイントロから始まるこの曲は一聴するだけで、一気に曲の世界に引き込む力を持っています。
力強いサウンドを打ち込みのドラムが支え、そこに煌びやかな歌声が重なる。
初めて聴いた時に衝撃を受けたのを覚えています。
2期のサウンドで新たな印象となりました
crossroadsのRed “reduction division”を聞いたとき、イントロから音の重厚さが変わったなと感じました。
音色の変化があったため違和感を感じる部分もあったのですが、音がしっかりしていてより曲の世界観に没頭できるようになったと思います。
1期の原曲はサウンド面で世界観を作り出し、そこにnaoさんの歌声が響き彷徨える少女を表現しているように感じました。
一方、2期のリメイクでは南條さんの歌声が世界観を作り出すほどシリアスに聞こえてきます。
特にAメロからBメロで使われているピアノ調の音がさらに雰囲気を掻き立てきます。
特に声が世界観を作り出しているのが、ギターソロ後のブリッジ的なサビ部分に南條さんのコーラスが重なり、
妖艶さ増している部分だと思います。
原曲にある張り詰めた刺々しさはなくなってしまった気がしましたが、
このように声による表現が表に出たことによって、曲の世界に聴いている僕たちが深く入り込むことができるようになったと思います。
skyと同じくしっかりと原曲の良さをさらに伸ばしていて、
2コーラス目のラジオボイスなどの演出も引き継いでいて嬉しく思いました。
MVもついてcrossroadsを代表する楽曲に!
今回、アルバムの発売にあたって、MV楽曲はこのRed “reduction division”となっています。
やはり1期を代表する楽曲として、そしてこの世界観をどのようにMVに落とし込むのか発表された時から楽しみでした。
(以下、MVのネタバレを含みます)
MVでは何者かに追われ洋館に迷い込んだ少女が主人公となっています。
南條さんやsatさんの衣装も曲の雰囲気にマッチしていてとても良いです。
追跡者である吸血鬼役には志垣太郎さんと、
今回も豪華なゲスト陣がMVを盛り上げてくれています。
やはりfripSideのMVはシリアス調でも笑いを演出してきますね。
今回のMVは1期の楽曲ということもあり今までのMVと違う空気感のためギャグ要素は控えめですが、
クールな一面と笑みのこぼれる一面があり非常に見応えのあるものになっていると思います。
さいごに
今回はRed “reduction division”の感想を書かせていただきました!
やはり名曲を超える名曲を作り出すsatさんのサウンドは力強いなぁと感じた一曲でした。
次回はhurting heartの予定です!
お楽しみに!
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