fripSide楽曲感想
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fripSideが提示するデジタルロックサウンド ”killing bites” 発売!【楽曲感想】

雨乃 晴(あめの はる)
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fripSide 13thシングル killing bites発売!

2018年2月28日にfripSideの13thシングル「killing bites」が発売されました。
この楽曲はTVアニメ「キリング・バイツ」のオープニングテーマとなっています。

fripSideが提示したデジタルロックサウンドが堪能できる楽曲となっています!
今回は発売間もないkilling bitesの感想を書いていきます!

熱いロックサウンドが闘いを加熱させる

killing bitesの曲調は今までの楽曲よりもロックテイストが強く出ています。
ライブで先行披露されていたこともありバンドサウンドでの印象が強く残っている部分もあるのですが、音源でもその力強さを感じることができました。
ギターとドラム・ベースのリズム隊の息のあったプレイが根底を支えて、そこに切れ味の良いシンセサウンドが上乗せされており、今までの楽曲の中でも勢いと気高さを感じる楽曲になっています。
instrumentalで聴いた時にイントロのメロディがそのままサビのメロディになっていることに気づいたのですが、
シンプルな構造が曲のノリやすさを作り出していると思いました。

しかし、そのシンプルな構造も2コーラス目のAメロでは一変します。
一気にデジタル一色の曲調に変わり、聴く人をハッとさせます。
fripSideはデジタルJ-POPなのです、ただのロックテイストでは終わらせません。
ここで緩急がつくことでBメロのロックテイストがさらに引き立ち、サビの熱さへと続いていきます。
この部分は視聴動画やアニメOPでは聴くことができないので、ぜひ購入して確かめてください。
そして、最後のサビの転調などもあって安心感すら感じます。
ただ単にロックをしているわけじゃなくて、「fripSide」を感じる新しい挑戦だと思いました。

killing bitesは全体的に南條さんの声がすごく聞きやすいミックスになっていると感じました。
あまり南條さんのロックテイストな歌声は聞かないのですがfripSideだからこそ出来る歌声だと思います。
冒頭の「killing bites!」だけは文字数詰め込みすぎている感じはするのですが笑
fripSideのロックサウンドを堪能してください!

生命の躍動を感じる世界観

killing bitesの歌詞の世界観は「キリング・バイツ」を元に書き下ろされていますが、今回も作品に寄り添ったものになっています。
闘いをモチーフにしている楽曲は「シュヴァルツェスマーケン」の楽曲でもありましたが、シュヴァルツェスマーケンでは闘いの非情さや戦闘による悲しみ、仲間の大切さに焦点が当てられていました。

今回のkilling bitesではシンプルな戦闘本能に焦点が当てられていて「牙の鋭い者が勝つ」という原作の名ゼリフを象徴しているものになっています。

今までのfripSideの楽曲になかった生々しい躍動感を持った歌詞になっています。
そして分かりやすくカッコいいワードが散りばめられているのも特徴的だなと思いました。
サウンド面でも感じたシンプルな格好良さが作詞の面でも感じられました。

今回もMVは見所多し!ゲストではあの人も・・・!

fripSideのMVは毎度ストーリー性があって楽しいMVになっています。
今回は視聴動画でも登場している獣=猫がひとつの場回しとなっていますね!
猫のかわいい仕草を見るだけでもその価値はあると思います。

そして今回のMVではsatさんの登場シーンが他のMVよりも多く感じました!!
ダイエットに挑戦し見事成功しているsatさんですが、今回はなんと猫に纏わるあの人と「走り」ます!
このシーンは是非とも自分の目で確認してください!
ゲストはやっぱりなーと思うかもしれませんが、satさんのダイエット成果はここで発揮されています。

そしてメイキングでわかったのですが、今回は映像面も新しい撮影方法が使われていましたね。
ハードスケジュールの中の撮影ゆえかもしれませんが、最初見たときは分からなかったのですごいなぁと。

視聴動画ではおしゃれなイメージしかなかったですが、最後までみると熱い「闘い」を見ることができますよ!

3つ数えるうち そっと覚悟しよう

カップリングでは南條さん作詞の「three count」です。
こちらはfripSide王道的なサウンドになっていますね。
ところどころ昔の楽曲の面影も感じるような、少し懐かしい感じがするサウンドになっています。
そこに乗せられた歌詞がまた絶妙で、この曲を好きになる人は多いのではないかと思います。

しかし歌詞が意味深な感じがするんですよね。どこか「only me and the moon」にも通じるような。
時間の有限性や不安を希望に変えるような。
最近の南條さんの歌詞は特にそういう世界観が強いと感じました。
ちょっと心が苦しくなってしまう歌詞が刺さりますね。

激しい「killing bites」との対比で静か目がくる気もしていたので、想定はしていたのですが・・・。
歌詞に関してはまた考察していきたいなぁと思います。

さいごに ー ライブが楽しみになる楽曲たち

今回の2曲はライブでの演出が楽しみになる曲ですね。
killing bitesは今後はライブの盛り上げ役になるでしょうし、three countは披露されるかわからないですがsatさんのシンセアレンジがあると思うのでライブでも聞きたいですねー。

5月には新曲「devine criminal」の発売も予定されていますので、そちらも楽しみですね!!

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雨乃 晴
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こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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