[crossroads感想] clockwork planet [13日目]
2017年10月4日に発売されたfripSide結成15週年を記念するSpecial Album“crossroads”
その収録曲全曲の感想を書き連ねて行く企画を行っています。
本日からはDisc2の2期fripSide新曲Discの楽曲の感想になります。
第一回の今日は「clockwork planet」です!
今後のfripSideの代表曲になりそうな一曲
「clockwork planet」は発売当初に感想を書かせていただきました。
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Disc2は2期fripSideの曲が新曲も含め詰められていますが、clockwork planetはその2期fripSideの最新シングルになります。(crossroads発売時)最新のfripSideはこれだ!と言わんばかりに1曲目になっています。
改めて、clockwork planetを聴いてみたところ、全体的な印象は以前の記事の第一印象と同じなのですがやはりライブなどの思い出も加わりどんどん曲が成長していると感じました。
サビの部分の高音であったり非常に難易度の高い楽曲だと思いますが、しっかりと歌い上げる南條さんの歌唱力の高さを感じる一曲でもあります。
instrumentalで改めて聴いたclockwork planet
clockwork planetを改めて聴くときに今回はinstrumentalから聞いてみることにしました。
南條さんの歌い出しから始まるこの楽曲ですが、instrumentalでもその歌い出しの力強さを感じることができます。
そして、コーラスが入っていることでより厚みが増しています。
そのままAメロへ進んでいくと、より音の重なりを感じられるようになります。
序盤では歯車が回るような音が入っていて曲の世界観を作り上げているのですが、徐々にギターのサウンドも入り幾重に折り重なっていきます。
fripSideの分厚いギターサウンドにベルのシンセの音が重なるサウンド構成ははやり聴いていて気持ちが良いと感じました。
Bメロではよりギターは控えめになりよりデジタルチックな音に変化していきます。
メロディラインをなぞるように奏でられている部分もあり、自然と口ずさみたくなります。
サビでは歌い出しよりもより力強くなるのですが、ドラムパターンが4つ打ちから変則的になったりと変化が見られます。
そしてサビ終わりのブリッジ部分ではストリングスが入り一気に様相を変えていく作りが聴く人をハッとさせますね。
こういう部分はどうしてもTVサイズだと聞くことができないので本当に残念に思います。
ストリングスの張り詰めた音が入ることで全体的に引き締まった印象を受けました。
その後の穏やかに奏でられるピアノの旋律との対比が素晴らしいです。
instrumentalで聴くとよりサウンド面に耳が傾くので、より細かい音まで聞き取れるようになり曲の世界に没頭できますね。
これからのライブ演出に期待!
clockwork planetは執筆現在、映像化されているものとしては、さいたまスーパーアリーナで行われた「Run for the 15th Anniversary」の映像となっています。
その後の「crossroads」ツアーでも披露されていますが、まだまだ成長していく楽曲だと思います。
SSAのときはストリングスの生演奏もあり音に重厚感が出ていていました。
大きく盛り上がりを見せる曲ではないですが、fripSideの演奏力・歌唱力の高さを見せつける一曲になりそうです。