fripSide楽曲感想
PR

[crossroads感想] the chaostic world -crossroads version- [6日目]

雨乃 晴(あめの はる)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

はじめに

どうも、雨乃 晴です。
2017年10月4日に発売されたfripSide結成15週年を記念するSpecial Album“crossroads”
その収録曲全曲の感想を書き連ねて行く企画を行っています。

第6回は「the chaostic world」です!

スポンサーリンク

これぞ、記憶を呼び覚ます素晴らしき旋律

 

ここまでcrossroadsのカバー楽曲の感想を書いてきましたが、6曲めの「the chaostic world」は本当に素晴らしいと思います。
何が素晴らしいかって、原曲のテンポやキーをそのままに全く新しいサウンドに変わっているのです。
あまりの凄さに自分で、右に原曲、左に新録を振り分けて一曲にして聞いてみたのですが、シンクロ率が400%を超えています・・・。

冒頭のダークな雰囲気で一瞬にして引き込むサウンドや、サビ前に急に透明感を感じるハッとさせられるヒット音であったり、
ギターソロやシンセソロ、大サビにつながるラジオボイスの落ちサビ・・・全てが記憶の中に響く旋律をなぞっていきます。

視聴会で聞いた時からthe chaostic worldは印象に残っていたのですが、改めて聴き込むとその妥協のない音作りに感動しました。
聴けば聴くほど考え抜かれた旋律の綺麗さが染み込んできます。

大切にしてたモノ 守り続けてたコト それさえも奪われていく

 

そんなthe chaostic worldの精巧なリメイクなのですが、ただ焼き増したものではないことは一聴していただけたらわかると思います。
同じ旋律なのにここまで今のfripSideらしいサウンドに変化しています。

細かい変更点で気になったところは、イントロ終わりのギターのチョーキングがなくなったことでしょうか。
この部分は個人的にthe chaostic worldの印象的な部分であったので、最初聞いた時は違和感がありました。
あの歪むギターがなくなっていることでなぜか物足りなさを感じてしまいました。

しかしながら、新録では単調さを感じさせないベースラインとドラムパターンに変わり、ギターの歪みが主張せずそのまま歌い出しに入ります。
このスムーズさがより曲の世界観に引きずり込んでいってくれます。
そして、新録の凄さは2コーラス目から一気に爆発します。
1コーラス目は原曲を忠実に再現しているのですが、2コーラス目からはギターの気持ちいバッキングが入りますし、そのリズムも変化していきます。
そして、待ち望んでいたチョーキングがここに入るんです!!
今はこの歪みがここに入っていないのが逆に物足りなくなるという・・・。

カバーされた後の音源はどんどんサウンドが発展して行くので聴き飽きないですね。
あまりにシンクロ率が高すぎたため、最初はシャッフルしたときにイントロでnaoさんが歌うのか南條さんが歌うのか分からなかった記憶があります笑

the chaostic worldは1期の楽曲の中でも特に好きな曲ですし、ALTIMAでのカバーも期待していた楽曲でした。
こういう形でほぼ完璧に生まれ変わって本当に嬉しく思います。
ライブでもバンドメンバーのスキルの高さを感じられますし、よりバンド向けにアレンジされているので今後のライブでも是非とも披露して欲しいと思います!

さいごに

今回は the chaostic worldの感想を書かせていただきました!
頭に染み付いている旋律が生まれ変わったサウンドで再現されるのもcrossroadsの魅力だと思いました。
次回は「prominence」です。お楽しみに!

[amazon_link asins=’B0744K6XLJ’ template=’main’ store=’freshside0f-22′ marketplace=’JP’ link_id=’4141ef56-3315-11e8-a589-dd5fb2c0067f’]

ABOUT ME
雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
記事URLをコピーしました