fripSide楽曲感想
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[crossroads感想] The end of escape -fripSide edition- [14日目]

雨乃 晴(あめの はる)
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2017年10月4日に発売されたfripSide結成15週年を記念するSpecial Album“crossroads”
その収録曲全曲の感想を書き連ねて行く企画を行っています。

本日からはDisc2の2期fripSide新曲Discの楽曲の感想になります。
第二回の今日は「The end of escape -fripSide edition-」です!

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angelaとのコラボ楽曲のソロバージョン

「The end of escape」は「fripSide x angela」として発売された楽曲になりますが今回はfripSideオンリーとなっています。
主にライブではSSA公演を除いてはソロで披露されていたのでライブで知った人には違和感がないと思います。

The end of escapeはsatさんがベースを作ってangelaのKATSUさんとアレンジをした楽曲になるので曲調もfripSideの色が濃い曲です。
ストリングスなどをKATSUさんが追加していたようなのですが、バッサリとカットしたとも笑

アニソンコラボ的には水樹奈々 x T.M.Revolutionに負けず劣らずのコラボなはずなのですが、知名度がそこまで上がらないのは悔しいなぁと。
そう考えると「Preserved Roses」や「革命デュアリズム」は凄いなぁと思います。
アニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」自体はなんともでしたが笑

コラボ曲をあえてソロで歌う意義

せっかくのコラボ曲、しかもツーボーカルで構成された曲をソロで再び収録する意義はあるのでしょうか。
今回の場合は「ライブ」を意識した収録だと感じました。

crossroadsが発売されたあとにはそのツアーが予定されています。
その際に今後angelaと大きな会場ではコラボできるかもしれませんがツアー中は不可能です。

でもコラボ曲だから「The end of escape」をやらないのはもったいない。
実際にソロバージョンのアルバム収録前からThe end of escapeはライブで披露されていましたし。

そこでツアーに来る人が聞いてくるであろうアルバムにソロバージョンを収録することでライブを最大限楽しんでもらえるようにということなのだと感じました。

ソロであろうと力強さは変わらない

The end of escapeはangelaのatsukoさんの力強い歌声が魅力的な楽曲でもありました。
キーの高さが普段のatsukoさんの楽曲とは異なり、南條さんに合わせられているのですが、しっかりと歌い上げています。
二人の歌声の違いを感じるのも楽しみのひとつです。

そんなatsukoさんの歌声がなくなると途端にか細い楽曲になってしまうのかと思いましたが、やはり南條さんの歌唱力の高さがここで光ります。

マイナスにならないように自分の歌声でしっかりと曲を作り上げていく、その力を感じました。
コーラスもすべて南條さんの声に変わっているのですごく馴染みますし、より統一感のある楽曲に変わっています。
オリジナルの二本の太い線が、一本にまとまった。そんな印象です。

個人的にはサビのドラムパターンがすごく気持ちいいのと、サビ後ろで流れているストリングスのメロディが心地よくて。
原曲のときも流れているのですが、ソロになってより分かりやすくなった印象です。

元がコラボ曲ということもあり、他のfripSideの楽曲とサウンド面が少し違う部分もありますが、ソロになったことでより親和性が高まりfripSideの大事な曲のひとつになったと思います。

これからもThe end of escapeはライブで披露されると思うので楽しみです。
余談ですが、コールが一応サビにfuwa fuwa が入るようになってます。
「亜人」のイメージ的に少しストイックな曲だと思っていたのでなんだかなぁと感じていたのですが、SSAの映像見たら南條さんが指を上に向けて回していたのでありなのかなぁとも笑
会場の空気を感じ取ってコールしましょう!

 

 

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雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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