colorless fate -version 2018- 【infinite synthesis4 楽曲感想】fripSide
2018年10月10日発売のfripSide5枚目のアルバム「infinite synthesis4」の楽曲感想を書いていく連載企画です!
infinite synthesis4は王道的なfripSideを感じつつも新しい挑戦をしているアルバムで、
心に突き刺さる楽曲たちばかりです。
第四回目の本日は「colorless fate -version 2018-」の感想を書いていきます!
[box05 title=”楽曲情報”]
colorless fate -version 2018-
作詞:nao/八木沼悟志
作曲:八木沼悟志
編曲:八木沼悟志
[/box05]
1期の冬の名曲が時を経て新しい歌声で生まれ変わる
アルバムの中で冬の楽曲を締めくくる「colorless fate -version 2018-」は1期の楽曲のリメイクになります。
1期の楽曲の中でも人気曲だと思うこの楽曲がリメイクされたのは嬉しいですね。
楽曲としてはfripSide初期の楽曲ではあるものの、今回のリメイクでは今のfripSideらしいアレンジと南條さんの大人っぽい歌声が雰囲気をさらに駆り立ててくれています。
南條さんの歌声は「crossroads」のときからかなり大人の落ち着きを感じる様になりました。
あえてそのように歌っている感じもしますが、1期のリメイクの際では無理なキーで歌うよりしっかり芯のある歌声にしているような印象を受けます。
このcolorless fate -version 2018-でもグッと深みのある歌声を響かせています。
fripSideらしい哀愁漂う名曲だと思います!
satさんのコーラスがより楽曲の深みを引き出す
南條さんの歌声もさることながら、この楽曲にはふんだんにsatさんのコーラスが入っています。
原曲でもコーラスが入ってはいるものの今回のリメイクではsatさんの声がしっかり聞こえてくるほどハモっています。
その事によって南條さんの声だけでは出せない厚みを感じることができます。
楽曲のテーマである冬の恋模様も表現しているようで、このコーラスがしっかり入っていることがこのリメイクの聞き所だと思います。
それにしても最近の楽曲はsatさんが歌うシーンが多くて嬉しいです。
次の楽曲の「under a starlit sky」でも違う歌声を堪能することができますよ!
アルバム曲とも調和する名曲
原曲のcolorless fateは少しテンポがゆっくりなバラード調のイメージが強い楽曲でしたが、今回のリメイクでは2期の他の曲に混ざっても違和感がないようなテンポに変更されています。
歌い出しだけはゆっくり丁寧に歌い上げ、原曲を呼び覚ましそのあとのテンポの良いAメロが響くのは最初は驚きましたが、聞けば聞くほどよく聞こえ、一つの正解を見つけたような気がします。
歌詞も聞きやすいように変更されていますね。
内容は変わってはいないのですが、2コーラス目と入れ替えをしたり、耳障りの良いフレーズに変わっていたりと、情景が浮かびやすい歌詞に変更されています。
まだまだ寒い日が続く日々ですが、寒い日にこそ聞いてほしい楽曲のひとつですね!
それでは、次回の感想をお楽しみに!