[crossroads感想] snow blind -crossroads version- [11日目]
2017年10月4日に発売されたfripSide結成15週年を記念するSpecial Album“crossroads”
その収録曲全曲の感想を書き連ねて行く企画を行っています。
第11回は「snow blind」です!
fripSide至極の冬の名曲は切なく響き渡る
snow blindも1期の曲のなかで絶大な人気を誇る1曲だと思います。
今回の企画ではまず1期の原曲を聴いてからcrossroadsを聞いて感想を書くという流れで書いているのですが、
このsnow blindのリメイクは1期の楽曲の空気感をギュッと凝縮したようなイメージです。
snow blindは原曲とアルバム「split tears」に収録されている「album version」そして後日談のような続編の「snow blind-after-」とこちらもバージョン違いが多い楽曲になっています。
album versionではよりバラード調の切なさ全開のアレンジに変更されていますが、crossroadsではやはり原曲をベースに作り直されています。
原曲では単なるバラードという訳ではなく、イントロからBメロまでは切なく透明感のある曲調、そこからサビで一気に攻撃的なサウンドに変わる部分が魅力的でした。
綺麗に降り積もる雪だけではなく、吹雪のように吹き荒れる雪も表現しているような雰囲気を感じられます。
split tearsでは-after-へと続くこともありバラードよりになっていると思います。
-after- は2期fripSideにも通じる堅いピアノからのサビに力強さをあるバラードになっていると感じました。
捜し求めたけど 今君はここにいない
crossroadsのsnow blindはどのように変化したのでしょうか?
ほかの楽曲に比べて繊細な透明感のあるアレンジになっていると感じました。
編曲は川﨑 海さんが行っていると言う点もほかの楽曲と少し違う雰囲気を見せていると思います。
海さんの作る音楽は透明感のある綺麗なメロディが心に刺さります。
satさんも1期の人気を誇っているバラードを海さんに任したと思うと信頼を感じますね。
南條さんのコーラスから入り、Aメロの静かさの中に透き通る声が響いてくるのですが、やはり南條さんはこういう透明感のある曲が似合いますね。
サビでは少し強めに歌っている印象を受けましたが、曲自体が1サビから力強くなっているので声が負けないようにしているのかなぁと。
個人的にsnow blind-crossroads-で好きなところは、2コーラス終わりのギターソロの部分です。
ここのギターソロはギターだけでなく、シンセも奏でられていて寄り添うようにメロディを奏でます。
snow blindの世界観を二つの楽器で表現しているのかと思うと、熱いものを感じますね。
この部分は原曲再現がされていて本当に良かったと思います。
歌い終わりも原曲と同じくアウトロなしですっと声とともに終わるのも余韻が残り曲の切なさを印象づけていると感じました。
さいごに
snow blindの感想を書かせていただきました!
次回は「brave new world」です。
crossroads Disc1最後の曲はどんな進化を遂げているのでしょうか?
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