蘇るあの衝撃!only my railgun-version 2020- 【楽曲感想】
今回はfripSide初のMV集である「fripSide infinite video clips 2009-2020」に収録されている「only my railgun -version 2020-」の感想を書いていきます!
あの名曲「only my railgun」を新録・アレンジの見直しを行い「今の」fripSideで再構築した楽曲になります!
初めてonly my railgunを聞いたときの衝撃を思い出す、今もなお色褪せない楽曲だと再認識しました!
色褪せることない名曲 only my railgun
新録と再アレンジされたonly my railgun -version2020- ですが、初めて聞いたときは本当に違和感なく聞くことが出来ました。
聴き込んだ今でも違和感がないので本当に色褪せないなぁと思います。
自分の記憶の中にあるonly my railgunのサウンドがそのまま聞こえてくる印象です。
それだけこの曲を聞き続けたのかなぁと思いますが、原曲と続けて聞くと進化を感じることができるのでまさに「正当進化」だと思います。
1期の楽曲を2期でリメイクした「crossroads」のときも「正当進化」というフレーズを使ったと思いますが、今回のonly my railgunはcrossroadsとはまた違ったように思います。
only my railgunは原曲の段階でひとつの正解というか完成を迎えていると思います。
他の楽曲のようなこうしたほうが面白い、良いんじゃないか?という迷いが一切ありません。
fripSideの楽曲にはバージョン違いやリアレンジが多かったりしますが、そのひとつひとつの違った良さはあるものの試行錯誤を感じます。
only my railgunは「これがonly my railgunである」という主張がしっかりしているので変更する必要がなかったのだと思いました。
しかしながら、10年歌い続けた南條さんの歌声や機材の進化により、聞きやすいよりブラッシュアップされた印象に変わりました。
ライブに参加されている方は2020のほうがよりしっくり来ると思います。
代表曲でありながらfripSideの今を感じる楽曲になっていると思います!
より洗練されたサウンドで蘇る記憶
イントロから音質の良さというか音の広がりを感じました。
時代の移り変わりで機材の向上もあったのだと思いますが、よりクリアな印象を受けました。
テイストとして最近のfripSideの楽曲と同じ感じになったので続けて聞いても違和感を感じなくなりました。
このまま超電磁砲初期の楽曲もリメイクしてくれると嬉しいです。
個人的にはLEVEL5-judgelight-の音質があまり良くないと感じているので……。
なかなか難しいと思いますが、期待です!
全体的な感想にも書きましたが、大きな変化がないので安心して聞くことが出来ますが、体感的に少しテンポが早くなった印象です。
BPMの詳しい測定等はしてませんがノリの良さを感じます!
only my railgunって少し遅い印象で息継ぎのしにくさはあるものの速さはあまりない楽曲と思ってました。
新録ではわずかではあると思いますがテンポが良くなってライブ感が強くなった印象です。
10年の月日が積み重ねた歌声の変化
この楽曲の中で一番変化しているのはボーカル「南條愛乃」の歌声ではないでしょうか。
南條さんはonly my railgunを始め多くの楽曲を歌い上げてきました。
ソロでの活動も増え、自分の曲も多くなりました。
明らかに歌唱力が向上しているんですよね。
原曲では無理やり歌っている感が今では感じてしまうほど、彼女の歌声は以前にまして透きとおり芯のある歌声に変わりました。
この変化がfripSideの進化につながっていると思います。
以前はfripSideでは歌声に感情をあまりのせず一種の無機質感を出している形でしたが、最近はそのベースはありつつもしっかりと色を乗せる歌い方もしてきた南條さんです。
今回の新録ではライブよりのテイストも感じる歌い方で、力強さと原曲のときの無機質感を両立した歌声になっています。
どんな楽曲でも歌い上げることができる自信をも感じる歌声になっていますのでぜひとも歌声の変化を感じてください!
Apple MusicでfripSideのオンガクを!
これからのfripSideに期待です!
4月に予定されていた横浜アリーナでのライブ「fripSide Phase 2 : 10th Anniversary Tour 2019-2020 -infinite synthesis 5- FINAL in YOKOHAMA ARENA」が中止になってしまい、fripSideのライブが恋しくなっていましたが、このonly my railgun -version2020-」でライブを思い出し、頑張る気力をもらえました。
7月には新曲「dual existence」の発売も決定しましたし、fripSideはまだまだ突き進んでいきます!
fripSideを知った原点でもある「only my railgun」がこのような形で再録されて改めて良さを感じることが出来ました。
多くの楽曲があるfripSideですが、一曲一曲さらに聴き込んでいきたいと感じました!
これからも感想記事を書いていきますので、お楽しみに!
only my railgun-version 2020-
大幅な変更もなく安心して聞ける新録でしたが、随所に感じる「今」を感じるアレンジが素敵でした!
fripSideの代表曲であるonly my railgunは進化し続けるなと感じました!