fripSide楽曲感想
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1983-schwarzesmarken-(IS3 version)【infinite synthesis3 楽曲感想】

雨乃 晴(あめの はる)
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fripSide concert tour 2016-2017 -infinite synthesis 3- supported by animelo mix 開催を記念して、アルバム「infinite synthesis3」の楽曲の感想を各公演日に1曲ずつ書いていきたいと思います。長丁場の記事になりますが、ライブツアーと一緒に楽しんでいただければと思います。

本日は、神奈川公演です!
今回のライブは日替わり曲も多いようで、どんな曲が披露されるのか楽しみですね!

(シュヴァルツェスマーケンのネタバレを少し含みます)

楽曲情報

1983-schwarzesmarken-(IS3 version)

作詞:八木沼悟志
作曲:八木沼悟志
編曲:八木沼悟志

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スリリングなイントロが特徴的な楽曲

1983-schwarzesmarken-(IS3 version)もLuminizeと同じく、
アルバム前からある曲でwhite forcesのカップリングとなっています。
しかし今回アルバムに収録される際に、手が加えられ「IS3 version」となっています。

  1. イントロが追加される
  2. 落ちサビの歌詞が変更される
  3. テンポが0.5だけ速くなっている
の3つがあるようです。

またひとつ違う印象を与えるアレンジが冴え渡る一曲

まずひとつ目の変更点のイントロの追加は、
本来南條さんの歌い出しで切り裂くように始まり強い印象を与えた楽曲に
あえてイントロを追加しています。
1983-schwarzesmarken-はシュヴァルツェスマーケンシリーズの
fripSide楽曲の中で最初に披露された曲で、シュヴァルツェスマーケンの世界観を冒頭の曲として濃縮しています。
今回アルバム発売時にはアニメの放送も終わり多くの人がシュヴァルツェスマーケンの世界観に触れたあとにこの曲を聴くことになると思うのですが、
張り詰めた空気感を増強するこのイントロがあることで、
走馬灯のように情景が思い出され再び南條さんの歌い出しで物語が再び始まるように思えました。

ふたつ目の変更点の落ちサビの変更も一度シュヴァルツェスマーケンの世界観を味わっているからこそぐっとくる歌詞になっていると思いました。
シングルバージョンはサビを繰り返す

壊れかけたこの世界で まだ明日を夢見るから
信じる心だけ今は胸に秘めて 光探す

となっているのに対して

壊れかけのこの心は 今もまだ君を求めるから
初めて君と出会えた瞬間いつも 忘れないよ

と変更されています。
この歌詞の前にブランクもあり、歌詞の変更が際立つようになっているのですが、
歌詞の内容が更に悲痛感に満ちていて、
原作の南條さん演じるリィズ視点が加えられているのかなぁと感じました。
リィズの人生も壮絶なものでしたが、テオドールと出会えたこと、
そしてその力になることに希望を見出していたリィズの気持ちとして歌詞を読むと、
また違った印象を受ける曲になると思います。

最後のテンポの近いに関してはsatさんが紙面などで語っていたのですが、
体感的には感じにくい変更点となっています。
ただ、二曲続けて聴くと原曲が遅く感じてしまうので曲の緊迫感を強める良い変更だと思いました。

このアルバムにはwhite forcesもアレンジが加えられているのですが、
そちらは「IS3 edition」となっています。
(歌詞が変更されているから「version」なのかは不明 笑)
またアルバムリード曲としてMVも撮影されるなど、
アルバムの中で大きな位置づけをもった一曲になっていると思います。

シュヴァルツェス・マーケンを代表する楽曲

本日は1983-schwarzesmarken-(IS3 version)の感想を書きました。

感想を書いていて思ったのは、
シングルのバージョン違いをアルバムに収録する試みはこれからの楽曲でもして欲しいと。
アルバムだからこそできるアレンジと言うか、
単純にシングルを収録するだけじゃなくアルバムのなかの楽曲として変更が加えられる楽しみを感じた一曲でした。

ABOUT ME
雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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