2016 – Third cosmic velocity-【infinite synthesis3 楽曲感想】
fripSide concert tour 2016-2017 -infinite synthesis 3- supported by animelo mix 開催を記念して、アルバム「infinite synthesis3」の楽曲の感想を各公演日に1曲ずつ書いていきたいと思います。
長丁場の記事になりますが、ライブツアーと一緒に楽しんでいただければと思います。
ツアー初日にして、satさんの地元千葉、そして誕生日である本日は、「2016 – Third cosmic velocity-」の感想を書いていきます!
楽曲情報
2016 – Third cosmic velocity-
作曲:八木沼悟志
編曲:八木沼悟志
突き抜けていく緊迫感あふれるインスト
2期のfripSideのアルバムでは初めてのインストから始まるこの一曲目。
今年の西暦を冠するタイトルに「第三宇宙速度」を意味する副題が添えられたこの曲は、これから始まるアルバムの世界を直感的に示す一曲になっています。
何が始まるのかという不安と期待を掻き立てる始まりから、魂を鼓舞するビートが重ねられ、単調に繰り返されるシンセサイザーの冷たい音色に、感情的なギターの音が重なり、このアルバムへの期待感を増幅させていきます。
1期の頃はこういったインスト始まりのアルバムも多かったのですが、satさんの奏でる音をシンプルに味わう事ができる一曲です。
ライブを意識して作成もされていて、実際のライブでもし映像等がつくとしたら更に高揚感の強い曲になる気もします。
この曲のあとから本編が始まるのですが、冒頭のLuminizeから一気に突き抜けていき最後まで「これが今のfripSideだ!」という強いメッセージを感じるアルバムになっています。
アルバムのスタート曲として高まる楽曲
本日は一曲目の2016 – Third cosmic velocity-の感想を書きました。
インストの楽曲はsatさんが主役になり、なおかつこのアルバムのメッセージを音で伝えているので個人的に好きな一曲です。
この曲があるからinfinite synthesis3は多彩な曲があるにもかかわらずブレがないのかなぁと感じました。