fripSide楽曲感想
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【1日1曲】spiral of despair【感想】

雨乃 晴(あめの はる)
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12月に入り慌ただしい日々を過ごしておりますが、
本日もfripSide 1日1曲感想企画です!
本日の感想は「spiral of despair」 です!

自由を求めた腕は 縛られ力なく震えていた

本日の感想は、spiral of despair です。
PCゲーム「痴漢専用車両」の主題歌となっています。
凄い直球なR18ゲームだなと思ってしまったのですが、
これをふまえて歌詞を読むとなんとも言えない絶望感が漂います。

ギターサウンドに刻まれる絶望感

イントロはギターソロから始まり、Aメロもギターが主体の構成で
バンドサウンド色の強い曲だなと思いました。
サビの部分でようやくシンセの音が感じられるのですが、
奥まっていてなかなか聴こえてのですが、それでもfripSideの曲だなぁと感じる不思議な曲です。
やはり今のfripSide=シンセサイザーのデジタルサウンドと言う印象が強いので。
ただsatさんはギターを弾いいていた事もあるので、そういった部分ではちゃんとsatさんから生まれた音楽なのでfripSideを感じることが出来るのかもしれません。
バンド形態の他のアーティストにカバーして貰いたいなぁとも思った曲です。
歌詞の内容が凄く濃くて大変な曲ですが・・・^^;

逃げ場のない心は闇に包まれながら 深い螺旋に堕ちていく

初めて聴いた時は主題歌のことを知らず、ノンタイアップなのかなと思ってました。
その時でも曲全体から漂う絶望感を感じることができたのですが、
PCゲームの主題歌と知り、改めて歌詞を読みながら曲を聞くと一層絶望感が強まり、
ギターサウンドがカッコいい曲と言うだけでなく、この曲の悲しさを感じることができました。
冒頭の「いつも通りの朝の陽射しを 今日も変わらず見るはずだった」であったり、
Bメロの「どんなに抜け出したくても 全ての扉は閉ざされていた」など、
絶望を駆り立てるワードが更に現実味を感じる表現に変わっていきました。
珍しく希望の光が見えてこない、闇にすがることが唯一の救いのようなそんな
絶望の螺旋を描いた楽曲だと感じました。

楽曲情報

・spiral of despair
・fripSide(1期)5th アルバム split tears 収録
・作詞:八木沼悟志/山下慎一狼
・作曲:八木沼悟志
・歌詞:http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=B30872


 

さいごに

本日はspiral of despairの感想を書かせていただきました。
ギターサウンドの中に刻まれた深い絶望の世界観が
fripSideの他の楽曲にはないテイストだと感じました!
 

ABOUT ME
雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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