双対福音のプロトコルーTVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』第3話感想
第3話ではまゆりの心情とAmadeus紅莉栖に依存してしまうオカリンの姿が印象的でした。
そして、比屋定たちとラボメンの邂逅も見どころでしたね!
それではシュタインズ・ゲート ゼロ第3話の感想です!
重なり入り乱れる感情の行方は……?
大学の講義の合間や移動中にもAmadeus紅莉栖とコンタクトを取るオカリン。
お前ら、付き合いたてのカップルかよ!
と突っ込みたくなるほど連絡をとっています。
Amadeus側は紅莉栖が持っている好奇心からの行動でしょうが、オカリンの方は完全に世界線漂流の記憶を引きずっていますね。
会話の節々で紅莉栖を思い出してしまい、これは本人ではないと頭では理解してるけど抗えない感情が湧いてくる。
そんなオカリンの感情が垣間見えました。
一方で、オカリンとAmadeusの関係が深くなるほどまゆりの表情は重く暗くなるんですよね。
難しいことはわからないけどと予防線を張り、今の彼女の心の中わからないままです。
オカリンのことを心配している面と、オカリンがまゆりを救うために自分を犠牲にしているのではと。
自分がオカリンの重荷になっているのではないかという感情が彼女の顔を暗くしているのだと思います。
Amadeusと楽しげに話すオカリンを見て黙って立ち去る彼女……。今後どうなってしまうのでしょう。
そして、比屋定もオカリンのことを心配しています。
いち早くオカリンのAmadeusへの依存を警戒していた彼女ですが、彼女が依存を断ち切れるのでしょうか?
最後のAmadeus奪い紅莉栖の死を実感させるところは改めて見ても印象的なシーンでした。
出会って間もない関係ではあるけど、オカリンのことを想って行動にでます。
のどかな日常パートに潜む闇
コミカルな演出もメリハリをつけるのに一役買っています。
クリスマスパーティに誘うためのドッキリで阿万音由季を羽交い締めにしてしまう鈴羽であったり。
ゆかりんがゆかりんと会話してるぞ・・・!
と思いながら。
アフレコシーンはどうだったんだろうなぁと笑
シュタインズ・ゲートはこの緩急が好きですね。
こういった日常パートの思い出が積み重なってどんどん重みを増していくんですよね。
だからこそ、失敗したときや絶望の淵にたったときがしんどいのですが。
比屋定、そしてレスキネン教授がラボメンたちと出会うというのも今後大きく影響してきます。
繋がることがなかったものがオカリンを通じて繋がり変わっていく未来がどうなるのか見どころですね。
叫びのあとに希望はあるのか
第3話はオカリンの絶望の叫びで終わりました。
Amadeusによってオカリンの表情も明るくなったのですが、それは偽りの希望だったという事実を突きつけられました。
精神的にかなり不安定なオカリンなので今後どうなるかが心配にもなってきます。
紅莉栖は死んだという事実を見ているこちら側にも突きつけてくる1話でした。
あーちょっとしんどくなりますね……。
原作ゲームは全パートクリアしているのですが、アニメで見ると一味違った印象を受けますね。
自分で選択するわけではないのでどうなるかわからないというのもあるのでしょう。
dアニメストアにゼロに続く「改変版23話」が配信されているのでぜひチェックしてみてください。
そのあとに本編の23話を見るとゼロで何があってこうなったのかが気になると思います!
第4話も楽しみですね!