アニメ されど罪人は竜と踊る 第八話 感想
今回はガユスとギギナの過去を垣間見ることができる回でした。
二人とも普段は皮肉を言い合う仲ですが、同じ辛い過去を背負っているようです。
そのことを知らない疎外感を感じるジヴとの会話が印象的でした。
重く横たわる不穏な空気
以前から名前が登場していたクエロという女性。
今回でもなにやら重要な立ち位置にいたようです。
エリダナに来ているようなので今後出会うことがあるのでしょうか?
また今回もさらに新しく「竜のアギト」と勢力が登場します。
レメディウスの人質交換の時に襲撃してきたのはこの勢力のようです。
その際にレメディウスを始末しようとしていたと。
やはりこの作品はいろいろな思惑が幾重に重なっていますね。
一方、そのレメディウスはドーチェッタに捕まり囚われの身に……。
このドーチェッタも性格がねじ曲がっているようなので、恐ろしいことになりそうです……。
ズオ・ルーは何やら危ない武器を手に入れたようですし、「曙光の鉄槌」側もなにやら不穏な空気が漂っています。
ずっと横たわるこの重たい空気はなかなか消えてくれませんね。
新しい情報が出るたびに何かしらいやな予感しかしないというのも珍しいなと。
所々日常パートやギャグのようなものも挟まれるのですが、それも少し浮いた感じがしてしまいます。
すべて暗く重くしないところがこの作品の魅力なのかもしれませんが、アニメだとどうしても時間の問題で表現し切れていない気もしますね。
どこで間違ったのか、わからないまま進む道
今回のエンディングは「decadence -デカダンス-」が流れるのですが、その入りがカッコよすぎて。
前回に引き続き特殊エンディングでしたが、今回はdecadence -デカダンス-の雰囲気と三人の感情が入り乱れた感じがすごくよかったと思います。
また、ジヴが思い詰めた感情を吐露するのですが、その後に香水を床に落としている細かい演出が良いなぁと。
そして、次回は「悪意の啓示」
最後の登場した女性は誰なのでしょうか?
また、ズオ・ルーの背後で狂気に満ちたレメディウスの映像も流れていました。
レメディウスはドーチェッタの拷問の後に精神崩壊してしまうのでしょうか……。
禍つ式の二人との戦いもどうなるかわかりませんね。
予告では戦うシーンよりも会話シーンが多い気もしますし。まだ彼らがどのくらい強いのかわからないので恐ろしいですね。
来週も楽しみです!
されど罪人は竜と踊る Blu-ray発売決定!
6月27日からアニメ「されど罪人は竜と踊る」のBlu-rayが発売されます。
第一巻では第一話から第三話までを収録しています。
その後1ヶ月ごとに発売、各三話を収録していくようです!
第一巻の初回限定特典は原作者・浅井ラボ 書き下ろし小説となっています!
タイトルは『されど罪人は竜と踊る 0.91 蒼氷の後継者たち』
気になる内容は、ジオルグの死後、アシュレイ・ブフ&ソレル咒式士事務所はいかにして誕生したのかを描く物語となっています。
二人の関係性を知る第一巻にふさわしい内容ですね!
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