軌道秩序のエクリプスーTVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』第6話感想
今回は前半こそ記憶喪失の椎名かがりの話題で重たくなっていましたが、日常パートが中心で各キャラの良さが伝わる回でした。
しかしながら要所要所では不穏な動きも感じられる、シュタゲらしい演出の連続でした。
大切な存在を確かめる日常
椎名かがりの記憶について皆で反しているときのまゆりの健気さが印象的でした。
その姿を優しく見守るオカリンも、救うべき世界を噛み締めていたようにも見えました。
かがりを探していた外国人、レイエス教授への疑心感が高まってきましたね。
ここからどう展開していくのか、どのルートに転ぶのか楽しみです。
鈴羽と別れた際のかがりの異変も重要なポイントですね。
いきなり銃を打つというのは考えにくいですよねー。
「声が聞こえる」
とはなんなのか。
この部分をアニメでどうやって回収していくのか見どころでもあります。
娘の着替えの際にオカリンとダルを追い出し見張るブラウンですが……。
今回は巫女の仕事でいなかったのですが、ルカ子がいたら入れていたんですかね?
「だが、男だ」
このブラウンも萌郁と同じく今回の話に深く関わってきますので、お楽しみに。
フェイリスたちも登場して今回は主要キャラがほぼ出ている回になりますね。
ゆかりん x ゆかりんも見られます笑
この日常回があるからこそ、オカリンが守っていきたいと思う仲間や世界の大切さを感じることができます。
不穏な影はいつも急に訪れる
レイエスの怪しげな目線であったり、ブラウンの野暮用や路地裏で見つける黒服であったり。
そして由季がバイトでいなくなったり、いろいろな怪しげな部分もこの回には登場します。
Amadeusをラボのみんなに見せる比屋定の行動も大きな変化となっています。
サーバーからの切断も異常事態です。
オカリンに最悪な記憶が呼び起こされます。
オカリンが前に進もうと決意した矢先の、仮面の男たちの襲撃……。
前回、前々回と萌郁の襲撃の印象づけをしておいて、ここで引く演出は憎いですね。
この世界線でもまゆりを助けることは出来ないのでしょうか……。
仮面の男たちは桐生萌郁率いる部隊なのか、否か。
窮地をどうやって回避するのか、次週も目が話せません。
急展開を迎えた6話
全体を通して温かい日常を描いていたと思わせておいて、最後に一気に落とす演出はシュタゲらしくて見どころ満載でした。
今回も細かく見るといろいろと影で動いている者たちが多いので、それらがこれからどう繋がっていくのか楽しみですね。
ゲームの場合はここから分岐したりするのでアニメがどこに収束していくのか来週も楽しみです!