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PLASMIC FIRE – KOTOKO X ALTIMA (2016/7/20発売)感想

雨乃 晴(あめの はる)
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今回はsatさんのもう一つのユニットALTIMAのニューシングル「PLASMIX FIRE」の感想を書いていきます。
この曲はKOTOKOさんを迎え、KOTOKO X ALTIMAとしてリリースされており、
『アクセル・ワールドーインフィニット・バーストー』の主題歌となっています。

ALTIMA公式サイト
http://whv-amusic.com/altima/ 

約束なんだ ーきっと会えるー

ALTIMAといえば、satさんの作る革新的なサウンドに黒崎真音の力強く伸びのある歌声、
そして、motsuさんのRAPが折り重なり、それだけでも他のユニットにない力強さを持っているのですが、今回のシングルではそのALTIMAを一度解体、「KOTOKO X ALTIMA」として再始動させています。
ALTIMAだけでは作ることのできなかった畳み掛けるような歌声とハーモニーが、
曲の中でどんどんと加速する疾走感を産み、アクセル・ワールドーインフィニット・バーストーが楽しみになる曲となっているのでぜひ聴いてみてください。
ANIMAX MUSIX 2015 YOKOHAMA で初披露されてから話題になっていたこの楽曲の感想を今回は書いていこうと思います!

4つの力が混ざり合うことなく全面に押し出されていく

残念ながら前述のANIMAXには参加出来ていないため、生でこの曲を楽しむことはできておらず、
CD音源でのみの感想になるが、一聴した際の印象は「休む間もない畳み掛けてくる曲」。
誰ひとりとして「譲る」ということを考えていない。
もちろんKOTOKOさんと黒崎真音のフレーズ分けは行われているが、
お互いが全力でその状態でハーモニーを奏でているし、
motsuさんのRAPの入りもすごいキレで曲のメリハリをもたせてます。
曲の最後のmotsuさんのRAPは本当にかっこよくて、これぞALTIMA!となりました。

一方、作曲の方では八木沼節とでも言うべき今までの楽曲で受けたsatさんらしさを全開に感じ、
これまでのsatさんの作品の良いところを濃縮して贅沢に楽しむことができます。
歌声の全力さが際立つように唯一作曲に関しては抜くところは抜く、そういった引き算を行っているように感じ、それによって全体のバランスが高次元に保たれていると思いました。
こういったユニット曲やコラボ曲では一体感を重視していて、もう少し主張してもいいのになぁと思うことが多いのだが、今回の楽曲はそういった心配は一切ない。
みんなで100の力ではなく、代わる代わる4つの100の力が押し寄せてくる、
そんな楽曲だと感じました。

ーねえ 君は本当に今のままで良いの?

作詞に関してはクレジットを見るまでは作詞もsatさんと勝手に思い込んでしまい、
一聴した時は言葉選びとメロディののせ方がちょっと独特で変わったなぁと思っていたが、
よく見たら作詞、KOTOKOさんでしたね。
→unfinished→のような世界観も感じて一体感があります。
アクセル・ワールドの曲はすごい曲調はアゲアゲなのに歌詞をしっかり読むと少し憂いに満ちたところもあるので世界観に厚みがあって良いですね。

現実だって 幻想だって いつか超えるよ

今回のシングルは通常版に加え、アニメ版、KOTOKO版、ALTIMA版と4種類のCDがあります。
収録曲にも違いがあり、通常版とアニメ版には→unfinished→とBurst The GravityのREMIXが、
KOTOKO版、ALTIMA版にはそれぞれ新曲が収録されています。
特にこのREMIXが良くて、DJ HENTAI(川崎海さん)がMIXした→unfinished→はクラブでかけて欲しいし、去年のsatさんのバースデイイベントを思い出してひとり熱くなりました。
他、新曲に曲もそれぞれ色濃いものになっていますので、ぜひ4枚購入して楽しんで欲しいです。
(通常版とアニメ版は収録内容が同じで、アニメ版も通常版と同じジャケ写にはできます)

【楽曲情報】
PLASMIC FIRE

作詞:KOTOKO
Rap Lyrics:motsu
作曲: 八木沼悟志
歌詞:http://www.kasi-time.com/item-79509.html

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雨乃 晴
雨乃 晴
こんにちは! ライブ大好き勢だった2010年代を経て、今は子育てしつつ可能な限り音楽を楽しんでいます!fripSideの楽曲感想を中心に様々な記事を書いています!
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